※本記事は 18歳以上(高校生不可) の方向けの情報です。チャットレディの収入には個人差があります。税務・法律情報は一般情報であり、最終判断は税理士・税務署等の専門家にご確認ください。
「確定申告書Bって何から記入すればいいの?」「どの欄に書けばいいかわからない」と戸惑う学生チャットレディの方は多いはずです。申告書の構成と記入の流れを理解すれば、初めてでも落ち着いて取り組めます。本記事では、学生がチャットレディ収入を申告する際の確定申告書Bの記入ガイドをわかりやすく解説します(2022年以前の書式をもとに説明。現在は統合様式になっているため、最新様式は国税庁サイトで確認してください)。
確定申告書Bの構成と記入の流れ
確定申告書B(現在の新様式では「確定申告書」)は第一表と第二表に分かれています。第一表が収入・所得・税額の計算結果を集約する主要欄で、第二表は所得の内訳や控除の詳細を記入する補足欄です。
記入の基本的な流れは以下の通りです。
- 第二表の所得の内訳欄を記入(収入源・金額を記入)
- 第二表の所得控除の内訳を記入(各種控除の金額を計算・記入)
- 第一表の収入金額・所得金額欄を記入(第二表の内訳をもとに合計)
- 第一表の所得控除額の合計を記入
- 課税所得・税額を計算して記入
- 源泉徴収税額や予定納税額を記入(ある場合)
- 還付額または納付額を確認して記入
チャットレディ収入は「雑所得(業務)」として申告するケースが一般的です。e-Taxの入力画面では質問に答えるだけで自動的に適切な欄に誘導されるため、初心者にはオンライン申告がおすすめです。
チャットレディ収入を雑所得欄に記入する方法
第二表の「雑所得(業務・その他)」欄に、チャットレディ収入の内容を記入します。記入すべき主な内容は以下の3点です。
- 収入金額:年間に受け取った報酬の合計額(振込明細や支払調書をもとに集計)
- 必要経費:収入を得るために要した費用の合計額(通信費・機材費・衣装代・メイク代など)
- 所得金額:収入金額 − 必要経費
必要経費として認められる費用の主な例としては、配信専用スマートフォン・PCの購入費(按分計算が必要な場合あり)、配信用の照明・カメラ機材、配信に使う衣装やコスメ、配信スペースに使う家賃の一部(按分)、インターネット通信費(按分)などが挙げられます。
ただし、プライベートと兼用するものは按分(事業使用割合に応じた費用だけ計上)が必要です。どの費用が経費として認められるかは、活動の実態によって異なります。税務署や税理士に確認することをお勧めします。
第一表では「雑所得(業務)」の欄に第二表から転記した所得金額を記入します。
所得控除欄の記入と勤労学生控除の適用
学生チャットレディが積極的に活用したい控除のひとつが「勤労学生控除」です。一定の要件を満たす学生が雑所得などを得た場合に、27万円の控除が適用されます。
勤労学生控除の主な適用要件
– 給与所得・雑所得などの勤労による所得があること
– 合計所得金額が75万円以下であること(うち勤労所得以外の所得が10万円以下)
– 特定の学校(大学・短大・専修学校など)の学生であること
勤労学生控除を受けるには、確定申告書の「所得控除」欄に「勤労学生控除 270,000円」と記入し、在学証明書や学生証のコピーを添付(または提示)します。
その他、学生が使いやすい控除として基礎控除(48万円)、社会保険料控除(国民年金保険料など)、生命保険料控除などがあります。それぞれ証明書類を準備したうえで第二表の控除欄に記入し、第一表に合計額を転記しましょう。
還付申告か納税かの判定方法
確定申告を行うと、源泉徴収された税額が実際の税額より多ければ「還付」、少なければ「納税」が必要になります。チャットレディ収入では通常、報酬から源泉徴収されていないケースが多いため、所得税を後から納付するパターンが一般的です。
第一表の計算欄で「課税所得 × 税率 − 税額控除 = 所得税額」を算出し、源泉徴収税額との差額を確認します。差額がプラスであれば「納付」、マイナスであれば「還付」です。
還付申告の場合は申告書に振込先口座(本人名義)を記入すると、通常申告から1〜2か月程度で還付されます。一方、納税が必要な場合は申告期限(翌年3月15日)までに税額を納付します。コンビニ払い・ネットバンキング・クレジットカード払いなど複数の納付方法があります。
提出前の最終確認チェックリスト
確定申告書を提出する前に、以下の項目を必ず確認しましょう。
- [ ] 収入金額の集計に漏れはないか(複数のプラットフォームを使用している場合は全て合算)
- [ ] 経費の領収書・明細が手元にあるか
- [ ] 必要経費の計算は正しいか(プライベート使用分の按分を適切に行っているか)
- [ ] 適用できる控除をすべて記入したか(勤労学生控除・基礎控除・社会保険料控除など)
- [ ] マイナンバーを正確に記入したか
- [ ] 氏名・住所・生年月日の記入ミスはないか
- [ ] 添付書類(在学証明書・控除証明書など)を揃えたか
- [ ] 還付の場合は口座情報を正確に記入したか
提出後に誤りを発見した場合は「訂正申告」や「更正の請求」で修正できます。焦らず確認作業を行い、不明点は税務署の無料相談を利用してください。
まとめ
学生チャットレディの確定申告書B記入は、雑所得欄への収入・経費の記入と勤労学生控除の適用が核心です。提出前のチェックリストで漏れを防ぎ、不安な点は税務署・税理士に相談しましょう。
未経験でも大丈夫。まずは相談から。
▶ 無料相談・お問い合わせはこちら
※本記事は一般的な情報提供であり、特定の収入を保証するものではありません。18歳以上(高校生不可)対象。

