チャットレディの確定申告書Bの記入ガイド

確定申告 チャットレディ

※本記事は 18歳以上(高校生不可) の方向けの情報です。チャットレディの収入には個人差があります。税務・法律情報は一般情報であり、最終判断は税理士・税務署等の専門家にご確認ください。

個人事業主として確定申告を行うチャットレディが使用するのが「確定申告書B」です。会社員が使うA様式とは異なり、事業所得や雑所得など複数の所得区分を記入できる形式になっています。初めて記入する際は項目の多さに戸惑いますが、入力すべき箇所は意外と絞られています。本記事では、第一表・第二表の記入方法をわかりやすく解説します。

目次

確定申告書Bとはどういう書式か

確定申告書Bは、個人事業主・フリーランス・副業収入がある方など、さまざまな所得を持つ人が使用する申告書の書式です。2023年分(令和5年分)以降は、申告書A・Bが統合されて「申告書(確定申告書)」という名称に変更されましたが、内容は従来の申告書Bに相当します。

申告書は「第一表」と「第二表」の2枚で構成されています。

第一表(表面): 収入・所得金額の集計、各種控除額、納税額または還付金額の計算を行う「計算書」的なページです。

第二表(裏面): 第一表の各欄の内訳や、配偶者・扶養親族の情報、社会保険料・生命保険料控除の詳細を記入するページです。

申告書は税務署の窓口で入手するか、国税庁ウェブサイトからダウンロードできます。ただし実際の申告では、e-Taxの「確定申告書等作成コーナー」を使えば質問に答えながら申告書が自動作成されるため、手書きが苦手な方にはそちらが便利です。

第一表の各欄の記入方法

第一表の主な記入箇所をチャットレディの申告を例に説明します。

収入金額等(ア〜サの欄):
チャットレディの収入は通常「事業(営業等)」欄に記入します。ただし、副業として行っており規模が小さい場合は「雑(その他)」欄に記入するケースもあります。配信プラットフォームからの年間報酬合計額を記入してください。

所得金額(1〜9の欄):
収入金額から必要経費を差し引いた金額が「所得金額」です。事業所得の場合は「収入金額−必要経費=事業所得」の計算を行い記入します。この金額は収支内訳書(または青色申告決算書)から転記します。

所得から差し引かれる金額(控除欄):
社会保険料控除・生命保険料控除・医療費控除・基礎控除など、適用できる控除を各欄に記入します。各控除の詳細は第二表から転記します。

税金の計算(課税所得〜納税額):
所得金額の合計から控除合計を引いた「課税所得金額」を元に所得税を計算します。e-Taxを使えばこの計算は自動で行われます。源泉徴収税(報酬から天引きされた税金がある場合)がある場合は「源泉徴収税額」欄に記入し、納税額または還付金額が算出されます。

第二表の各欄の記入方法

第二表は第一表の補足情報を記入する欄です。主な記入箇所は以下の通りです。

所得の内訳(第一表の収入欄の内訳):
収入の支払者(プラットフォームの会社名や支払いをした法人・個人)ごとに、収入金額と源泉徴収税額を記入します。源泉徴収がない場合は源泉徴収税額欄は0または空欄で構いません。複数のサービスを利用していれば、サービスごとに行を分けて記入します。

社会保険料控除の内訳:
国民健康保険料・国民年金保険料・介護保険料など、控除対象となる社会保険料の種類と支払金額を記入します。控除証明書が必要なのは国民年金のみ(証明書が届く)で、国民健康保険料は市区町村に問い合わせて年間支払額を確認します。

生命保険料控除の内訳:
加入している生命保険・医療保険・個人年金保険ごとに、保険会社名・支払保険料・控除種別を記入します。各保険の控除証明書を参照しながら正確に記入してください。

扶養・配偶者に関する情報:
配偶者がいる場合や扶養している親族がいる場合は、その情報を記入します。該当しない場合は記入不要です。

収支内訳書との連動の確認

確定申告書Bの「事業所得」の欄は、別途作成する「収支内訳書」(白色申告の場合)または「青色申告決算書」(青色申告の場合)と連動しています。

収支内訳書は事業の収入と必要経費の詳細を記載する書類で、申告書とは別に作成・提出が必要です。収支内訳書で計算した「事業所得の金額」を、申告書第一表の事業所得欄に転記します。この転記ミスが最も起きやすいミスのひとつです。

チェックポイント:
– 収支内訳書の「所得金額」と第一表の「事業(営業等)所得」が一致しているか
– 収支内訳書の「収入金額(売上)」と第二表の「所得の内訳」が一致しているか
– 源泉徴収税額を収支内訳書と申告書で重複計上していないか

e-Taxの作成コーナーを使う場合、収支内訳書の入力後に申告書へ自動で数値が引き継がれるため、この転記ミスを防ぎやすくなります。

申告書の提出前チェックリスト

提出前に以下の項目を確認すると、記入ミスや提出漏れを防ぐことができます。

基本情報の確認:
– 住所・氏名・マイナンバー・生年月日の記入漏れはないか
– 電話番号は日中に連絡がとれる番号を記入しているか
– 申告年分(令和〇年分)は正しいか

数字の確認:
– 収入・経費・控除の数字が各証明書・内訳書と一致しているか
– 計算の誤りがないか(e-Taxなら自動計算のため確認は最終額のみ)
– 還付を受ける場合は振込口座情報(金融機関名・口座番号)の記入を忘れていないか

添付書類の確認:
– 収支内訳書(または青色申告決算書)の添付
– 控除証明書(生命保険料・国民年金等)の原本
– 医療費控除の明細書(医療費控除を申請する場合)
– 源泉徴収票(給与収入がある場合)

提出前にコピーを取るか、e-Taxの場合はPDFで申告書データを保存しておきましょう。

まとめ

確定申告書Bは第一表・第二表の2枚構成で、収支内訳書と連動して記入します。提出前のチェックリストを活用して記入ミスを防ぐことが重要です。e-Taxの作成コーナーを使えば自動計算が利用でき、初心者でも安心して申告できます。


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※本記事は一般的な情報提供であり、特定の収入を保証するものではありません。18歳以上(高校生不可)対象。

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