経費帳の付け方:Excelで始める記帳術

経費・控除 チャットレディ

※本記事は 18歳以上(高校生不可) の方向けの情報です。チャットレディの収入には個人差があります。税務・法律情報は一般情報であり、最終判断は税理士・税務署等の専門家にご確認ください。

「確定申告のために経費を記録したいけど、会計ソフトは難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。実は、ExcelやGoogleスプレッドシートがあれば、シンプルな経費帳を無料で作ることができます。この記事では、チャットレディ向けに最適化した経費帳のテンプレート構成と、月次・年次集計の方法をわかりやすく解説します。

目次

Excelで経費帳を作る基本構成

経費帳の目的は、「いつ・何に・いくら支払ったか」を記録し、確定申告の必要経費として集計することです。難しい会計知識は不要で、以下の列を作れば十分な経費帳が完成します。

基本の列構成(1行が1件の支出)

列名 内容の例
A列:日付 2025/1/15
B列:品目・内容 LEDリングライト購入
C列:支払先 Amazon
D列:税込金額 3,980
E列:勘定科目 消耗品費
F列:按分率(%) 100
G列:経費計上額 3,980
H列:支払方法 クレジットカード
I列:証憑の有無 〇(メール保存)

G列の「経費計上額」はExcelの数式で自動計算できます。=D2*F2/100 という式を入力すれば、按分率を入力するだけで経費額が自動的に算出されます。

この構成を1枚のシートに積み上げていくだけで、1年分の経費記録が完成します。シートは1年ごとに作成し、「2025年経費帳」などのタブ名をつけて管理するとわかりやすいです。

日付・品目・金額・勘定科目の記録列

経費帳を確定申告で使えるものにするために、各列には正確な情報を入力します。特に重要なのが「勘定科目」の列です。

チャットレディがよく使う勘定科目一覧

支出の種類 勘定科目
カメラ・照明・PC(10万円未満) 消耗品費
カメラ・照明・PC(10万円以上) 工具器具備品(要減価償却)
インターネット代 通信費
衣装・コスチューム 消耗品費
メイク・コスメ 消耗品費
家賃(按分後) 地代家賃
電気代(按分後) 水道光熱費
プラットフォーム手数料 支払手数料
書籍・学習教材 新聞図書費
配信スタジオ利用料 賃借料

勘定科目は毎回同じものを使うことが大切です。「消耗品費」と入力したり「雑費」と入力したりとバラバラにすると、年間集計のときに集計しにくくなります。Excelのドロップダウンリスト機能(データの入力規則)を使って、勘定科目を選択式にすると入力ミスを防げます。

按分計算列の追加と自動計算の設定

家賃・光熱費・通信費など、生活費と業務費用が混在する経費には「按分」が必要です。Excelで按分を自動計算する方法を説明します。

按分計算の数式設定例

F列に按分率(例:通信費なら40%と入力)、D列に税込金額が入っている場合、G列の経費計上額は以下の数式で計算できます。

G2 =D2*F2/100

この数式をG列全体にコピーしておけば、新しい行を追加するたびに経費計上額が自動計算されます。

また、按分率を毎月変更する場合(配信時間が月によって異なる場合など)は、別シートに「按分率マスタ」を作成し、月別の按分率を管理する方法もあります。

按分率マスタシートの例

家賃按分率 光熱費按分率 通信費按分率
1月 20% 35% 40%
2月 20% 38% 42%

経費帳のF列からVLOOKUP関数でこのマスタを参照すれば、月ごとに異なる按分率を自動で呼び出せます。

月次集計・年次集計の作り方

経費帳を記録したら、月ごと・年間の集計を行い、確定申告に使える形に整えます。

月次集計シートの作り方

経費帳のシートとは別に「月次集計」シートを作成し、SUMIF関数で集計します。

勘定科目別の月合計を出す数式例(1月の消耗品費の合計):

=SUMIFS(経費帳!G:G, 経費帳!E:E, "消耗品費", 経費帳!A:A, ">="&DATE(2025,1,1), 経費帳!A:A, "<="&DATE(2025,1,31))

この数式をコピーして月と勘定科目を変えていくことで、全勘定科目・全月の集計表が完成します。

年次集計は確定申告書の「収支内訳書」に対応させる

確定申告で個人事業主が提出する「収支内訳書(白色申告)」や「青色申告決算書」には、勘定科目ごとの年間合計を記入する欄があります。年次集計シートの数字をこの書類にそのまま転記できるよう、勘定科目を合わせて設計しておくと申告作業が格段に楽になります。

ExcelからPDFへの出力と保管方法

完成した経費帳は、確定申告が終わった後も7年間保存する必要があります(青色申告の場合)。Excelファイルのまま保存することが基本ですが、万が一のファイル破損に備えてPDFへの書き出しも行いましょう。

Excelのファイル→エクスポート→PDF作成の手順

  1. Excelで経費帳シートを選択する
  2. メニューの「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPS ドキュメントの作成」をクリック
  3. 保存先とファイル名(例:「2025年_経費帳.pdf」)を指定して保存

保管方法のおすすめ構成

  • Excelファイル:OneDriveやGoogleドライブにバックアップ
  • PDFファイル:同じクラウドストレージに格納 + 外付けHDDにもコピー
  • 領収書・証憑:スキャンしてPDFフォルダに入れ、経費帳の日付と対応できるよう命名

ファイル名は「202501_消耗品費_Amazon_3980.pdf」のように日付・内容・金額を含めると、後で照合しやすくなります。

まとめ

Excelで経費帳を作る際は、日付・品目・勘定科目・按分率・経費計上額の列を基本構成とし、数式で自動計算できるよう設計することがポイントです。月次・年次集計まで一括管理できれば、確定申告の準備がスムーズになります。


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※本記事は一般的な情報提供であり、特定の収入を保証するものではありません。18歳以上(高校生不可)対象。

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