年末年始の経費まとめ:1月前にすべきこと

経費・控除 チャットレディ

※本記事は 18歳以上(高校生不可) の方向けの情報です。チャットレディの収入には個人差があります。税務・法律情報は一般情報であり、最終判断は税理士・税務署等の専門家にご確認ください。

チャットレディとして自営業(個人事業主)で活動している場合、1月から12月が1つの課税年度となります。12月末が近づいたら、経費の整理と年末処理を済ませておくことで、翌年2〜3月の確定申告作業が大幅に楽になります。また年内に計上できる経費を漏れなく把握することが節税にもつながります。本記事では年末前に行うべき経費整理の具体的な手順を解説します。

目次

年末前に確認すべき経費の整理ポイント

12月中に行うべき経費整理の第一歩は、1年分の領収書・レシートの棚卸しです。紙の領収書をまとめてスキャン・撮影し、日付・金額・購入先・業務用途をスプレッドシートや会計ソフトに記録します。

経費の種類別に分類しておくと、確定申告書の作成がスムーズになります。主な分類は「消耗品費(機材消耗品・ケーブル類など)」「通信費(ネット・スマホ)」「衣装・被服費」「美容・化粧品費」「家賃(按分分)」「水道光熱費(按分分)」「広告宣伝費(SNS広告など)」「外注費」などです。

デジタル購入の記録も忘れずに確認します。Amazon・楽天などのネットショッピングの注文履歴、App StoreやGoogle Playのアプリ購入履歴、クレジットカードの明細(業務用途の支出が混在していることが多い)を年末に一括でチェックする習慣をつけましょう。

会計ソフト(freee・弥生・マネーフォワードなど)を使用している場合は、未入力の取引がないか確認し、12月31日時点での帳簿を締める準備をします。銀行口座や事業用クレジットカードの自動連携がある場合は、取引の「業務用」「プライベート用」の分類が正しく行われているか見直します。

12月中に購入すると節税になる支出

年内(12月31日まで)に支払いが完了した支出は、その年の経費として計上できます。来年使う予定の消耗品や機材が既に決まっているなら、12月中に購入してしまう方が当年の節税効果が得られます。

購入を検討する候補としては以下が挙げられます。配信用消耗品(照明の電球・グリーンバックの交換品・ケーブル類)、来年使う衣装・コスチューム、美容・スキンケア用品の買い置き(業務按分分)、リングライトやマイクなどの機材(10万円未満なら全額即時経費化可能)などです。

ただし「将来の複数年分の費用を一括で先払いする」のは注意が必要です。たとえば2年分のサブスクを一括払いした場合、翌年分は前払費用として今年の経費にはなりません。今年の経費として認められるのは、当年中に役務提供が完了するサービスの費用です。

10万円を超える機材を年内に購入する場合は減価償却の扱いになり、全額が今年の経費にはなりません(中小企業者等の特例を除く)。購入の税務上の効果を事前に確認してから購入判断をしましょう。

在庫・未使用品の期末処理

業務用に購入したものの、年末時点でまだ使っていない消耗品(衣装・コスメ・撮影小道具など)は、厳密には「棚卸資産」として期末在庫に計上する必要があります。ただし金額が少額で業務との関連が明確な消耗品であれば、実務上は購入時に全額経費処理しているケースがほとんどです。

重要なのは処理方法の一貫性です。今年から「購入時全額経費処理」に変えたり、来年から「使った分だけ経費処理」に変えたりすると、年度間の比較が困難になります。毎年同じルールで処理することが税務上の安定性につながります。

年末に未使用品の在庫を確認し、「大量の購入→大半が未使用」という状態は避けましょう。業務上の必要性が問われる可能性があります。実際に使用する見込みがある分量を購入することが、経費計上の正当性を守ることにもなります。

年末に更新するサブスクの処理

サブスクリプション(月額課金)サービスの年末処理も確認が必要です。12月に引き落とされるサブスク(動画配信ツール・BGM・エフェクトアプリ・有料SNSプランなど)は12月の経費として処理します。

年払いで契約しているサブスクについては、12月に翌年分を年払いした場合、その費用は原則として翌年の経費となります(1年以内の前払いは特例で当年経費算入可能な場合もあります)。会計ソフトの設定や税理士のアドバイスを参考に処理方法を決めておきましょう。

12月中に「不要なサブスクの解約」をするのも経費管理の一つです。使っていないサービスを把握し、新年から無駄な支出を減らすことで事業の収支改善にもつながります。年末はサブスク棚卸しの良い機会です。

翌年1月の申告書作成に向けた準備

12月末までに以下の準備を完了しておくと、2〜3月の確定申告作業が大幅に楽になります。

まず収入の集計を完了させます。各サイトの報酬明細をダウンロードし、1月〜12月の合計収入を算出します。支払調書が送られてくる場合は届き次第確認します。

次に経費の集計と分類を確定させます。会計ソフトがある場合は損益計算書を出力し、科目別の金額を把握します。ソフトがない場合はスプレッドシートで合計を出し、科目ごとに整理します。

また按分計算の記録を整理します。通信費・家賃・光熱費などの按分割合と按分額の計算根拠をメモしておきます。昨年と異なる按分割合を使う場合はその理由も記録します。

1月中旬以降、各社から源泉徴収票・支払調書が届き始めます。届いたものはすぐにファイリングし、紛失しないように管理します。青色申告の場合は青色申告決算書、白色の場合は収支内訳書の作成準備も始めておきましょう。

まとめ

年末の経費整理は翌年の申告を楽にするための大切な準備です。12月中に記録・集計・未使用品確認を済ませ、余裕を持って新年を迎えましょう。


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※本記事は一般的な情報提供であり、特定の収入を保証するものではありません。18歳以上(高校生不可)対象。

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