※本記事は 18歳以上(高校生不可) の方向けの情報です。チャットレディの収入には個人差があります。税務・法律情報は一般情報であり、最終判断は税理士・税務署等の専門家にご確認ください。
「確定申告をしなければいけないのはわかっているけど、用語の意味がわからなくて怖い…」そんな初めて申告をするチャットレディの方は多いのではないでしょうか。本記事では、確定申告や税務手続きで頻繁に登場する重要用語を、難しい表現を使わずにわかりやすく解説します。この用語集を参考にすれば、申告書作成がぐっとスムーズになります。
確定申告関連の重要用語
確定申告(かくていしんこく):1月1日から12月31日までの1年間に得た収入と、支払うべき所得税額を計算して税務署に報告する手続きです。翌年2月16日〜3月15日(期限は年度により多少変動)に行います。
申告納税方式(しんこくのうぜいほうしき):税額を税務署が決めるのではなく、納税者自身が計算して申告・納付する仕組みです。日本の所得税はこの方式を採用しています。
e-Tax(イータックス):国税庁が提供するインターネット上での税務申告・納付システムです。マイナンバーカードとスマートフォン(またはICカードリーダー)があれば、自宅から申告できます。窓口に行く手間が省けるうえ、添付書類の省略も可能です。
支払調書(しはらいちょうしょ):プラットフォームや事務所が1年間にチャットレディに支払った報酬額と源泉徴収額を記載した書類です。毎年1〜2月頃に発行されます(発行義務は一定額以上の報酬が対象)。確定申告の際に参考資料として活用します。
確定申告書(かくていしんこくしょ):確定申告のために提出する公式の書類です。「申告書第一表・第二表」が基本で、所得の種類により追加の書類(収支内訳書・青色申告決算書など)を添付します。
所得・控除・税額に関する用語解説
収入(しゅうにゅう)と所得(しょとく)の違い:「収入」はチャットレディとして稼いだ総額。「所得」は収入から必要経費を差し引いた金額です。税金は「所得」に対してかかります。
事業所得(じぎょうしょとく):継続的・反復的に事業として行う活動から得られる所得。チャットレディとして主体的・継続的に活動している場合に該当します。青色申告が選択でき、65万円控除などの特典があります。
雑所得(ざっしょとく):事業所得・給与所得など他の所得区分に当てはまらない所得。副業的なチャットレディ活動の収入が該当することがあります。事業所得より節税メリットが少ない反面、帳簿の作成義務は軽いです。
所得控除(しょとくこうじょ):課税所得を計算する際に所得から差し引ける金額です。主なものとして以下があります。
– 基礎控除:誰でも受けられる控除。合計所得2,400万円以下で48万円
– 社会保険料控除:国民年金・国民健康保険料の全額が対象
– 配偶者控除・扶養控除:配偶者や扶養家族がいる場合に適用
– 医療費控除:年間の医療費が10万円(または所得の5%)超の場合に超過分を控除
課税所得(かぜいしょとく):所得から各種所得控除を差し引いた金額で、実際に税率をかける対象です。「収入 − 経費 − 所得控除 = 課税所得」という計算式になります。
税率(ぜいりつ):課税所得に応じた所得税の率。日本は5%〜45%の累進課税制度を採用しています。課税所得が195万円以下は5%、195万〜330万円は10%…というように所得が高いほど税率も上がります。
経費・帳簿に関する用語まとめ
必要経費(ひつようけいひ):収入を得るために必要な費用のこと。チャットレディの場合、カメラ・照明・衣装・通信費・美容代(業務用)などが該当します。経費が多いほど所得が減り、納税額が下がります。
按分(あんぶん):自宅の一部を仕事に使うなど、私的と業務の両方に使う費用を合理的な割合で分けること。たとえば自宅の通信費を「業務70%・私的30%」で按分すれば、70%分を経費計上できます。
帳簿(ちょうぼ):日々の収入・支出を記録する会計の台帳。事業所得として申告する場合は帳簿の保存が義務付けられています(最低5〜7年間)。会計ソフトやクラウドサービス(freee・弥生クラウドなど)を使うと作成が楽になります。
減価償却(げんかしょうきゃく):カメラやPCなど使用年数にわたって価値が減少する資産を、複数年にわたって経費に計上する会計処理です。10万円以上の資産は一括で経費にできず、耐用年数で分割して計上します(ただし30万円未満の少額減価償却資産の特例あり)。
領収書・レシート:経費を証明する書類です。電子データ(メールの受領通知・PDFなど)も保存できます。法律上は7年間の保存が義務付けられているため、紛失しないよう管理しましょう。
青色申告・白色申告の用語解説
白色申告(しろいろしんこく):帳簿作成の義務が比較的簡単な申告方法。特別控除はありませんが、簡易な収支記録で申告できます。ただし2014年以降は白色申告者も帳簿保存が義務となっています。
青色申告(あおいろしんこく):複式簿記による帳簿作成と決算書の添付が必要ですが、最大65万円の特別控除・赤字の3年繰越など多くの税制上のメリットがあります。事前に「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。
青色申告特別控除(あおいろしんこくとくべつこうじょ):青色申告者が受けられる最大65万円の所得控除。複式簿記での記帳+e-Tax申告または電子帳簿保存が要件です。簡易帳簿の場合は10万円控除に留まります。
損失の繰越控除(そんしつのくりこしこうじょ):事業で赤字(損失)が出た年に、その赤字を翌年以降3年間の黒字から差し引ける制度。青色申告者のみ適用可能です。
収支内訳書(しゅうしないわけしょ):白色申告者が確定申告時に添付する書類で、収入・経費の内訳を記載します。青色申告者の「青色申告決算書」に相当します。
税務手続きで使われる行政用語
所轄税務署(しょかつぜいむしょ):自分の住所地を管轄する税務署のこと。確定申告書・各種届出書はすべて所轄税務署に提出します。国税庁ウェブサイトの「税務署を調べる」で自分の所轄税務署を確認できます。
源泉徴収(げんせんちょうしゅう):報酬を支払う側(プラットフォーム・事務所)が、支払い時に所定の税率で所得税を差し引いて税務署に納付する仕組みです。差し引かれた金額は確定申告で精算します。
予定納税(よていのうぜい):前年の所得税額が15万円以上の場合、その年の税額を分割して先払いする制度。7月と11月に各3分の1ずつ納付します。
修正申告(しゅうせいしんこく):すでに提出した確定申告書に誤りがあり、税額が少なかった場合に行う申告。税額が多かった場合は「更正の請求」(更正請求)という別の手続きを行います。
税務調査(ぜいむちょうさ):税務署の職員が納税者の申告内容を確認・検査する手続きです。全員が受けるわけではなく、申告内容に不審点がある場合や抽出調査で対象となる場合があります。正確な帳簿と領収書の保存が最善の備えです。
まとめ
税務用語を正しく理解することが正確な申告の第一歩です。わからない用語に出会ったら本記事を参照しながら、国税庁の確定申告書作成コーナーや税務署の無料相談窓口も積極的に活用しましょう。
未経験でも大丈夫。まずは相談から。
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※本記事は一般的な情報提供であり、特定の収入を保証するものではありません。18歳以上(高校生不可)対象。

